江戸川橋のピラティスで40代の力み癖が変わる | 体と心の柔軟性を取り戻す方法
江戸川橋のピラティスで40代の力み癖が変わる | 体と心の柔軟性を取り戻す方法
はじめに──力を抜けない日々から解放されたいあなたへ
何をするにも力が入ってしまう。仕事でも、家事でも、考え事をしている時でさえ、肩に力が入り、呼吸が浅くなる。そんな自分に気づきながらも、どうすれば力を抜けるのかわからない。
40代、50代になると、長年積み重ねてきた体の使い方や思考パターンが固まり、新しいやり方を受け入れることに抵抗を感じることがあります。自分が貫いてきた方法を否定されるような気がして、変化を恐れてしまうのです。
しかし、体の力みは単なる筋肉の緊張だけではありません。それは心の緊張、思考の硬直とも深く結びついています。体が変われば心も変わる。その逆もまた真実です。
今回ご紹介するのは、江戸川橋のピラティススタジオstudioM*で、長年の力み癖と向き合い、体と心の柔軟性を取り戻したK様の体験です。40代のK様は、ピラティスを通じて力を抜くことを学び、それが仕事や日常生活にまで波及していきました。
この記事では、K様の実際のセッション内容を詳しく追いながら、なぜピラティスが体だけでなく心の変化ももたらすのか、そのメカニズムと実践方法を解説していきます。
力が抜けない体が引き起こす問題
力が入りすぎた状態が続くと、肩こりや首のこり、腰痛といった身体的な不調だけでなく、思考の柔軟性も失われていきます。常に緊張状態にあるため、新しい情報を受け入れにくくなり、変化に対して防衛的になってしまうのです。
K様も「すべてのことにおいて、考える時でも、何をする時でも、力が入っていろんなことをやってた」と振り返ります。この状態は、単に体が疲れるだけでなく、成長の機会を逃すことにもつながります。
ピラティスが選ばれる理由
数ある運動療法の中で、なぜピラティスが40代以降の女性に選ばれるのでしょうか。それは、ピラティスが単なる筋力トレーニングではなく、体の使い方そのものを学び直すメソッドだからです。
特にstudioM*で採用されているSTOTT PILATES®︎は、現代解剖学に基づいた体系的なアプローチで、一人ひとりの体の状態に合わせたカスタマイズが可能です。力を抜くこと、正しい姿勢を保つこと、呼吸と動きを連動させること。これらの基本を丁寧に積み重ねることで、体だけでなく心の変化も促していきます。
力みの正体──なぜ私たちは力を入れすぎてしまうのか
力みが生まれる心理的背景
力みは、単なる筋肉の過緊張ではありません。その背景には、心理的な要因が深く関わっています。
「しっかりやらなければ」「完璧にこなさなければ」という思いが強いほど、体は緊張します。特に仕事で責任ある立場にある人、家庭で多くの役割を担っている人は、常に気を張っている状態が続きます。
K様の場合も、何十年も自分のやり方を貫いてきた中で、「自分のやり方が正しい」という信念が強くありました。新しい方法を提案されても、「自分が貫いてきてやってきたことを否定されるのか」と感じてしまい、素直に受け入れられなかったといいます。
この心理的な防衛反応が、体の力みとして現れます。新しいことに挑戦する時、苦手なことに取り組む時、無意識のうちに体が硬くなり、呼吸が浅くなります。これが慢性化すると、常に力が入った状態が当たり前になってしまうのです。
力みが引き起こす身体的な問題
力が入りすぎた状態が続くと、様々な身体的問題が生じます。
まず、肩や首のこりが慢性化します。K様も「すっごい肩こってた」と振り返ります。肩に力が入ると、首の筋肉も緊張し、頭痛や眼精疲労の原因にもなります。
また、呼吸が浅くなります。胸や肩に力が入ると、横隔膜が十分に動かず、深い呼吸ができなくなります。浅い呼吸は自律神経のバランスを乱し、常に交感神経が優位な状態を作り出します。
さらに、骨盤や体幹の安定性も失われます。本来、体幹のインナーマッスルが働くべき場面で、表層の筋肉が過剰に働いてしまうため、効率的な体の使い方ができなくなります。
K様のセッションでは、「足裏3点」という言葉が出てきます。これは、足裏の重心配分を意識することで、全身の力みを解放していくアプローチです。足裏の感覚を取り戻すことで、骨盤の位置が整い、上半身の力みも自然と抜けていきます。
力みと姿勢の関係
力みは姿勢にも大きな影響を与えます。
肩に力が入ると、肩が前に巻き込み、猫背になります。頭が前に出て、首に負担がかかります。骨盤は後傾し、腰の自然なカーブが失われます。
K様のセッションでは、「骨盤の上に背骨」という言葉が繰り返し出てきます。これは、骨盤を正しい位置に保ち、その上に背骨を積み上げていく感覚を養うことの重要性を示しています。
正しい姿勢とは、力を入れて保つものではありません。骨格が正しい位置にあれば、最小限の筋力で姿勢を保つことができます。しかし、長年の癖で骨格の位置がずれていると、それを補うために余計な力が必要になります。
ピラティスでは、この骨格の位置を整えることから始めます。力を抜いた状態で正しい位置を見つけ、その感覚を体に覚え込ませていくのです。
K様のピラティス体験──力を抜くことで変わった体と心
セッション開始時の状態
K様がstudioM*を訪れたこの日、すでにピラティスを始めて数ヶ月が経過していました。この日のセッションは、これまでの積み重ねの上に、さらなる変化を促すものでした。
セッション開始時、インストラクターは足裏の重心配分を確認します。「かかとに乗ってます?」という問いかけに、K様は「乗っている」と答えます。以前は前のめりになりがちだった重心が、かかとにも意識が向くようになっていることがわかります。
足裏の重心は、親指の付け根、小指の付け根、かかとの3点で均等に支えるのが理想です。この3点がバランスよく地面を捉えることで、骨盤が安定し、上半身の力みも自然と抜けていきます。
K様は「すっごいこうやって、外に巻かれてるから」と自身の姿勢の癖を認識しています。肩が前に巻き込んでいる状態を自覚し、それを修正しようとする意識が芽生えています。
呼吸法の実践──力を抜く第一歩
ピラティスの基本は呼吸です。K様のセッションでも、最初に呼吸の練習から始まります。
「お腹膨らんだりへこんだりする呼吸」から始め、次に「胸の方に空気が入る」呼吸へと移行します。これは、腹式呼吸から胸式呼吸への移行を意味します。
ピラティスでは、肋骨を広げる胸式呼吸を基本とします。なぜなら、腹式呼吸ではお腹が膨らむ際に体幹の安定性が失われやすいからです。胸式呼吸では、お腹を薄く保ったまま、肋骨を横に広げるように息を吸います。
「吐くときのおへそが、できるだけキープで」というインストラクターの指示は、お腹の深層筋を働かせたまま、胸郭を広げる感覚を養うためのものです。
この呼吸法を習得することで、体幹が安定し、余計な力を入れずに動けるようになります。K様も、この呼吸を意識することで、「力が抜ける」感覚を少しずつ掴んでいきます。
骨盤の動きと体幹の安定性
呼吸の練習の後、骨盤を動かすエクササイズに移ります。
「骨盤をゆらゆら縦方向にインプリントとニュートラルに揺らす」という動きは、骨盤の前傾と後傾を繰り返すことで、骨盤の可動域を広げるとともに、ニュートラルポジション(中間位置)を見つけるためのものです。
次に「円を描くように回していきます」という動きで、骨盤を三次元的に動かします。これにより、骨盤周りの筋肉の緊張がほぐれ、より自由に動けるようになります。
そして「真ん中だなと思うところで止まってください」という指示で、ニュートラルポジションを確認します。このニュートラルポジションが、最も効率的に体を使える位置です。
K様のセッションでは、「今ちょっとおへそが右向いている感じわかります?」という指摘があります。自分では真っ直ぐだと思っていても、実際には左右にずれていることがよくあります。このような細かな修正を積み重ねることで、正しい体の位置感覚が養われていきます。
片足エクササイズ──左右のバランスを整える
骨盤を安定させた状態で、片足ずつ動かすエクササイズに進みます。
「片足を床から気持ち持ち上げて、で、下ろします。反対です」という動きは、骨盤を動かさずに片足だけを動かす練習です。これは、体幹の安定性を高めるとともに、左右のバランスを整える効果があります。
K様の場合、右足を上げる時に骨盤が右に傾く癖がありました。「右足を上げる時に、左の足の裏は床に沈んでいくと思ってください」という指示は、右足を上げる際に左側で骨盤を支える感覚を養うためのものです。
このエクササイズを繰り返すことで、片足で立つ時のバランスが改善され、歩行時の安定性も向上します。日常生活では、片足で体重を支える場面が多くあります。階段の昇降、電車での立ち姿勢、歩行時の蹴り出しなど、すべて片足支持の能力が必要です。
ツイスト(回旋)の動き──固まった体をほぐす
次に、体をねじる動きに挑戦します。
「吸いながら手を天井に上げて、頭と足遠く、背骨をねじって、おへそは前向きです」という動きは、体幹の回旋可動域を広げるエクササイズです。
K様は「こっち苦手だ」と言いながらも、繰り返し練習します。左右で可動域に差があることは珍しくありません。むしろ、その差に気づくことが重要です。
「反るというよりはねじりたい」というインストラクターの指示は、腰を反らせて代償動作をするのではなく、背骨を一つ一つ回旋させる感覚を養うためのものです。
体をねじる動きは、日常生活で頻繁に行われます。振り返る、物を取る、体の向きを変えるなど、回旋動作は避けられません。しかし、背骨の可動性が失われると、腰だけで無理にねじろうとして痛めてしまいます。
ピラティスでは、胸椎(背中の背骨)の回旋可動域を広げることを重視します。胸椎が動けば、腰椎(腰の背骨)に負担をかけずに体をねじることができます。
座位でのエクササイズ──骨盤を立てる感覚
次に、座った姿勢でのエクササイズに移ります。
「骨盤をまずはちゃんとしっかり立ててあげる」という言葉が示すように、座位では骨盤を立てることが最も重要です。
多くの人は、座ると骨盤が後傾し、背中が丸まります。これが長時間続くと、腰痛や肩こりの原因になります。
K様のセッションでは、座った状態で片手を上げ、体を横に倒す動きを行います。「前から上げるんだけど、横から上げましょう」という指示は、肩の動きを正しい軌道で行うためのものです。
多くの人は、腕を上げる時に肩をすくめてしまいます。これは、肩の周りの筋肉が硬くなっている証拠です。正しくは、肩甲骨を安定させたまま、腕だけを動かします。
「反対の膝はそのまま」という指示は、骨盤を安定させるための重要なポイントです。膝が開くと骨盤も開き、体幹の安定性が失われます。
マシンを使ったエクササイズ──負荷をかけて強化する
セッションの後半では、ピラティス専用マシンを使ったエクササイズに進みます。
「ペダルに足を。。ちょっと高いんですけど、近づいて」という指示から、リフォーマーと呼ばれるマシンを使っていることがわかります。
リフォーマーは、スプリングの抵抗を利用して、体幹を安定させながら四肢を動かすトレーニングができる優れたツールです。
「お尻をちょっと持ち上げていきます。いつもやってるヒップロース」という動きは、ヒップリフトとも呼ばれ、お尻や太ももの裏側を鍛えるエクササイズです。
K様は「ももらがやばい感じ」と言いながらも、繰り返し練習します。普段使えていない筋肉を使うと、最初はきつく感じますが、それが筋力強化につながります。
「骨盤側の、何ですかね、寝てるともう決してお尻は上がらないので、骨盤をまずはちゃんとしっかり立ててあげる」というインストラクターの言葉は、お尻を鍛えるためには骨盤の位置が重要であることを示しています。
ニーリング(膝立ち)でのバランス練習
セッションの最後に、膝立ちの姿勢でのエクササイズに挑戦します。
「よつばいになります」という指示から、四つん這いの姿勢を取ります。そこから片足を後ろに伸ばす動きを練習します。
K様にとって、これは新しい挑戦でした。「ちょっと最初練習しよう」というインストラクターの言葉から、段階的に難易度を上げていることがわかります。
「両足乗せたら、四つ這いになる」という指示で、マシンの上に膝立ちになります。不安定な面でバランスを取ることで、体幹の深層筋が鍛えられます。
「もうちょっと足の位置、膝の位置を後ろです」という細かな調整を繰り返しながら、正しいポジションを見つけていきます。
「この足を後ろに伸ばして曲げてきて、で、上げるとここが沈みやすくなるから」という指示は、片足を動かす際に体幹が崩れやすいポイントを指摘しています。
K様は「なんか、足の運んでいく感覚がわかる」と言います。最初は難しく感じた動きも、繰り返すうちに感覚が掴めてきたのです。
ピラティスが体と心に与える変化のメカニズム
体の変化が心に与える影響
K様は、ピラティスを始めてから「頭の柔軟が柔らかくなった」と言います。これは単なる比喩ではなく、実際に脳の働きが変化したことを示しています。
体を動かすことで、脳の血流が増加し、神経伝達物質の分泌が促されます。特に、新しい動きを学習する過程では、脳の可塑性(変化する能力)が高まります。
K様は「力を抜いて。足腰が入ってる。ここが入ってるってこと。フラットな状態になると、なんかこうなんでもすーっと入ってくるというか」と表現しています。
体の余計な力が抜けると、脳もリラックスした状態になります。交感神経の過剰な働きが抑えられ、副交感神経が優位になることで、思考が柔軟になり、新しい情報を受け入れやすくなります。
また、「そう、そういう否定的な気持ちがなくなるというか」という言葉からは、心理的な防衛反応が減少したことがわかります。
体が緊張していると、心も防衛的になります。逆に、体がリラックスすると、心も開かれ、他者の意見や新しい方法を受け入れやすくなります。
できない自分を認める勇気
K様は「得意じゃないけども、そのできないのをさらけ出して、こうね、あの地道にやるっていうのが、その仕事にも、できないことを本当除けて、得意分野を磨けばいいやなんだけども」と語ります。
ピラティスのセッションは、完璧を求める場ではありません。むしろ、できない自分と向き合い、少しずつ改善していく過程を大切にします。
インストラクターは、K様の動きを細かく観察し、できていない部分を指摘しますが、それは批判ではなく、気づきを促すためのものです。
「予想外の動きが出ました」というインストラクターの言葉に、K様は笑いながら「いやできなすぎてね」と答えます。この雰囲気が、心理的安全性を生み出しています。
心理的安全性とは、失敗や弱みを見せても受け入れられるという安心感です。この安全性があるからこそ、K様は苦手なことにも挑戦できるのです。
そして、この経験が仕事にも波及します。「自分ができないのを認める。それも仕事に置き換えても同じこと」とK様は言います。
仕事でも、苦手な部分を認めることは、成長の第一歩です。得意なことだけをやっていては、いずれ限界が来ます。苦手なことに向き合い、少しずつ改善していくことで、次のステージに進めるのです。
力を抜くことで得られる自由
K様は「私は特に力がなんでも入る。だからすべてのことにおいて、考える時でも、何をする時でも、力が入っていろんなことをやってた」と振り返ります。
力を入れることは、一見すると「頑張っている」ように見えます。しかし、実際には、力みは効率を下げ、疲労を増やし、柔軟性を奪います。
インストラクターの指導を受けて、K様は力を抜く感覚を学びました。
力を抜くとは、何もしないことではありません。必要な筋肉だけを働かせ、不要な筋肉は休ませることです。これが、効率的な体の使い方です。
K様は「歩いてても、何してても」力が入っていることに気づくようになりました。そして「あ、違う違う違う違う。上げなくても持てるじゃんって言われて、本当だってなった」と言います。
荷物を持つ時、肩に力を入れなくても持てる。階段を上る時、全身に力を入れなくても上れる。このような気づきが、日常生活の質を大きく向上させます。
継続することで定着する変化
K様は「忘れないようになってきてるかもしれない」と言います。最初は、セッション中にできても、次の日には忘れてしまう。しかし、繰り返すうちに、「忘れちゃうよっていう頃はここをやるから」と、思い出すまでの時間が短くなります。
これは、運動学習のプロセスそのものです。新しい動きを学ぶ時、最初は意識的に注意を払わなければできません。しかし、繰り返すうちに、無意識でもできるようになります。
ピラティスでは、この学習プロセスを大切にします。一度のセッションで完璧を求めるのではなく、少しずつ積み重ねていくことで、体が新しい動き方を覚えていきます。
K様も「蓄積でね」と理解しています。この理解があるからこそ、焦らず、地道に続けることができるのです。
studioM*のアプローチ──STOTT PILATESと脳神経・筋膜の統合
STOTT PILATES®の体系的メソッド
studioM*で採用されているSTOTT PILATES®は、カナダに本部を持つ現代的なピラティスメソッドです。
創始者ジョセフ・ピラティスの教えに、現代の解剖学、バイオメカニクス、リハビリテーション理論を統合したもので、より安全で効果的なエクササイズ体系となっています。
STOTT PILATES®の特徴は、以下の6つの基本原則にあります。
1つ目は、呼吸です。肋骨を横に広げる胸式呼吸を基本とし、体幹の安定性を保ちながら酸素を取り込みます。
2つ目は、骨盤の配置です。ニュートラルポジションを基本とし、腰椎の自然なカーブを保ちます。
3つ目は、胸郭の配置です。肩甲骨を安定させ、首や肩に余計な力を入れません。
4つ目は、肩甲骨の動きと安定です。肩甲骨を適切に動かしながら、肩関節の安定性を保ちます。
5つ目は、頭と頸部の配置です。頭を背骨の延長線上に保ち、首に負担をかけません。
6つ目は、下肢のアライメントです。股関節・膝・足首を一直線に保ち、下半身の正しい筋肉を使って全身のバランスを整えます。
K様のセッションでも、これらの原則が随所に見られます。「骨盤の上に背骨」「おへそを天井に向ける」「肩の力を抜く」といった指示は、すべてこれらの原則に基づいています。
脳神経アプローチの重要性
studioM*の特徴の一つは、視覚や脳神経を含めた多角的なアプローチです。
人間のバランスは、視覚、前庭覚、体性感覚の3つの情報を脳が統合することで保たれています。
このうち一つでも機能が低下すると、バランスが崩れ、姿勢が悪くなり、動きの効率が下がります。
特に視覚は重要です。脳神経12対のうち4つが目に関係しており、視覚情報は脳の前頭前野を活性化させます。
K様のセッションでは直接的な眼球トレーニングの場面は出てきませんが、studioM*では必要に応じて視覚のチェックと調整も行います。
視覚を整えることで、体の動きの学習効率が飛躍的に向上します。これは、体が学習しやすい状態を作ることで、エクササイズの効果を最大化するためです。
筋膜へのアプローチ
studioM*では、ロルフィング理論に基づいた筋膜へのアプローチも取り入れています。
筋膜とは、筋肉、骨、内臓を包み込む結合組織のことです。筋膜が癒着したり硬直したりすると、いくら筋肉を鍛えても可動域は改善しません。
ロルフィングは、アメリカの生化学博士アイダ・ロルフが提唱した筋膜・構造統合技術で、UCLAでも研究されています。
studioM*では、施術として筋膜をほぐすのではなく、クライアント自身が動くことで筋膜を整えます。これにより、一時的な改善ではなく、体が本来の状態を取り戻すことができます。(この方法はアドバンスロルファーの小鹿有紀さんのmmシステム(旧ホリスティックシステム)で学んだものです)
K様のセッションでも、「足の付け根」「股関節」といった言葉が頻繁に出てきます。これらは、筋膜の連続性を意識したアプローチです。
足首の硬さが股関節の動きを制限し、股関節の硬さが骨盤の動きを制限します。このような連鎖を理解し、全身をつながりとして捉えることが、筋膜アプローチの本質です。
個別対応の重要性
K様のセッションを見ると、インストラクターが細かく観察し、その場で修正を加えていることがわかります。
「今ちょっとおへそが右向いている感じわかります?」「お尻を右に」といった具体的な指示は、K様の体の癖を見抜いた上でのものです。
STOTT PILATES®は、初級から上級、さらには障害者向けコースまで体系化されており、どんな体の状態にも対応できます。
K様のように、首にヘルニアがある場合でも、安全に配慮しながらエクササイズを進めることができます。「首の中ヘルニアとかあったと思います。大丈夫かな?」という確認は、常にクライアントの状態を把握しながら進める姿勢を示しています。
また、K様が「こっち苦手だ」と言った時、インストラクターは無理をさせず、できる範囲で繰り返し練習させます。この個別対応が、安全で効果的なセッションを可能にします。
日常生活に活かすピラティスの知恵
立ち姿勢での意識
K様は「キッチンでね」と言います。日常生活の中で、ピラティスで学んだことを意識するようになったのです。
立っている時、足裏の3点(親指の付け根、小指の付け根、かかと)で均等に体重を支えることを意識します。
骨盤をニュートラルポジションに保ち、背骨を伸ばします。肩の力を抜き、頭を背骨の延長線上に置きます。
これらを意識するだけで、長時間立っていても疲れにくくなります。また、腰痛や肩こりの予防にもなります。
座り姿勢での工夫
デスクワークが多い人にとって、座り姿勢は非常に重要です。
骨盤を立てて座ることを意識します。坐骨(お尻の骨)で椅子を感じ、骨盤が後ろに倒れないようにします。
背もたれに寄りかかるのではなく、自分の体幹で上半身を支えます。ただし、力を入れすぎないことが大切です。
K様が学んだ「力を抜く」感覚は、座り姿勢でも重要です。必要な筋肉だけを働かせ、肩や首の力は抜きます。
30分に一度は立ち上がり、体を動かすことも大切です。同じ姿勢を続けると、筋肉が固まり、血流が悪くなります。
荷物の持ち方
K様は「肩上げなくても持てるじゃん」という気づきを得ました。これは、荷物を持つ時の体の使い方が変わったことを示しています。
荷物を持つ時、肩に力を入れて持ち上げるのではなく、体幹を安定させて持ちます。
重い荷物を持つ時は、片手ではなく両手で持ち、体の中心に近づけます。片手で持つと、体が傾き、腰や肩に負担がかかります。
また、荷物を持ち上げる時は、膝を曲げて腰を落とし、脚の力を使います。腰だけで持ち上げると、腰痛の原因になります。
呼吸の意識
日常生活の中で、呼吸を意識することも大切です。
緊張した時、ストレスを感じた時、無意識のうちに呼吸が浅くなります。そんな時こそ、意識的に深呼吸をします。
おなかを膨らませる腹式呼吸、ピラティスで学んだ胸式呼吸を両方を活用します。
呼吸を整えることで、自律神経のバランスが整い、心も体もリラックスします。
K様も、日常生活の中で呼吸を意識するようになったことで、力みが減り、心の柔軟性も高まったのです。
よくある質問──ピラティス初心者の疑問に答える
ピラティスは体が硬くてもできますか?
はい、体が硬い人こそピラティスがおすすめです。K様も「股関節が硬かったりとか、なんか自分の癖がある」と言っていますが、それでも効果を実感しています。
ピラティスは、無理に柔軟性を高めるのではなく、正しい体の使い方を学ぶメソッドです。体が硬い人は、間違った体の使い方をしていることが多く、それを修正することで柔軟性も自然と向上します。
studioM*では、一人ひとりの体の状態に合わせてエクササイズをカスタマイズします。無理な動きは一切行わず、できる範囲から少しずつ進めていきます。
運動が苦手でも大丈夫ですか?
大丈夫です。ピラティスは、激しい運動ではなく、ゆっくりとした動きで体をコントロールするエクササイズです。
K様も「得意じゃない」と言いながら続けています。大切なのは、完璧にできることではなく、自分の体と向き合い、少しずつ改善していくことです。
studioM*のインストラクターは、できない部分を批判するのではなく、気づきを促し、改善のヒントを与えてくれます。
どのくらいの頻度で通えばいいですか?
週に1回から2回が理想的です。K様も定期的に通うことで、体の変化を実感しています。
ピラティスは、一度のセッションで劇的に変わるものではありません。継続することで、体が新しい動き方を覚え、定着していきます。
ただし、無理に頻繁に通う必要はありません。自分のペースで続けることが大切です。
グループレッスンとマンツーマン、どちらがいいですか?
それぞれに利点があります。K様はマンツーマンでセッションを受けていますが、グループレッスンにも利点があります。
マンツーマンの利点は、自分の体の状態に合わせた細かい指導が受けられることです。特に、体に痛みや不調がある人、初心者、より深く学びたい人には、マンツーマンがおすすめです。
グループレッスンの利点は、他の参加者と一緒に動くことでモチベーションが高まることです。また、料金もマンツーマンより手頃です。
studioM*では、セミプライベート、プライベートの選択肢があります。自分の目的や予算に合わせて選ぶことができます。
ピラティスで痩せますか?
ピラティスは、直接的なダイエット効果を目的としたものではありません。しかし、体の使い方が変わることで、基礎代謝が上がり、結果的に体重が減ることはあります。
K様の場合、体重の変化よりも、姿勢の改善や体の使い方の変化が主な効果でした。
ピラティスで鍛えられるのは、インナーマッスルです。インナーマッスルは、見た目の変化は少ないですが、姿勢を保ち、効率的に体を動かすために重要な筋肉です。
インナーマッスルが鍛えられると、姿勢が良くなり、スタイルが良く見えます。また、日常生活での消費カロリーが増え、太りにくい体になります。
肩こりや腰痛は改善しますか?
多くの場合、改善が期待できます。K様も「すっごい肩こってた」と言っていましたが、ピラティスを続けることで改善しています。
肩こりや腰痛の多くは、姿勢の悪さや体の使い方の間違いが原因です。ピラティスで正しい体の使い方を学ぶことで、これらの不調が改善されます。
ただし、病気や怪我が原因の場合は、まず医療機関を受診することが大切です。studioM*では、必要に応じて医師の診断を受けることを勧めています。(神楽坂にある整形外科と連携しています。ご紹介も可能です)
年齢制限はありますか?
年齢制限はありません。ピラティスは、子どもから高齢者まで、幅広い年齢層が行えるエクササイズです。(未成年の方はご家族の同意が必要です)
特に、40代、50代以降の女性にとって、ピラティスは非常に有効です。更年期による体の変化、骨密度の低下、筋力の衰えなどに対して、ピラティスは穏やかで効果的なアプローチを提供します。
K様も40代で、ピラティスを通じて体と心の変化を実感しています。
妊娠中や産後でもできますか?
安定期に入っていれば、医師の許可を得た上でマタニティピラティスが可能です。産後は、医師の許可が出てから始めることができます。
ただし、通常のピラティスとは異なるアプローチが必要なため、マタニティピラティスや産後ピラティスの専門知識を持つインストラクターの指導を受けることが重要です。
studioM*では、個別の状況に応じた対応が可能です。まずは相談してみることをおすすめします。
まとめ──力を抜くことで得られる本当の強さ
K様の体験から、ピラティスが単なる運動ではなく、体と心の両方を変える力を持つことがわかります。
力を抜くことは、弱くなることではありません。むしろ、本当の強さを手に入れることです。必要な筋肉だけを働かせ、不要な力は抜く。これが、効率的で疲れにくい体の使い方です。
K様は「一ついい子になれると、すべてのことが良くはなくても、ネガティブにはなくなっていく」と言います。体の一部が変わることで、全体が変わっていく。これがピラティスの魅力です。
江戸川橋、神楽坂、早稲田、山吹町、護国寺、飯田橋、高田馬場エリアで、本格的なピラティスを体験したい方は、studioM*を訪れてみてください。
STOTT PILATES®の体系的メソッドに、脳神経アプローチと筋膜理論を統合した独自のメソッドが、あなたの体と心を変える力になります。
体が硬い人、運動が苦手な人、40代50代で体の変化を感じている人ほど、変化を実感できるはずです。
K様のように、できない自分を認め、少しずつ改善していく過程を楽しむこと。それが、ピラティスの本質であり、人生を豊かにする鍵なのです。
ご予約・お問い合わせ
studioM*では、一人ひとりの体の状態に合わせたマンツーマンセッションを提供しています。
初めての方には、体験セッションもご用意しています。まずはお気軽にお問い合わせください。
店舗情報
店名:studioM*
住所:東京都新宿区山吹町337 TRUST VALUE早稲田Ⅱ 2階
あなたの体と心の変化を、私たちがサポートします。力を抜いて、本当の強さを手に入れる第一歩を、一緒に踏み出しましょう。

